更年期障害　

更年期障害の症状は、
イライラして怒りやすい、精神疲労、不眠、頭痛、鬱症、不安感。
疲れやすい、腰痛、肩こりがよく知られています。
でも、それ以外にも粘膜が薄くなって乾燥するためにおこる膣炎、膀胱炎、排尿障害や骨粗しょう症などなど。
その症状は様々ですが、その中でも、最も多くの女性を悩ませているのが「のぼせ感」ホットフラッシュでしょう。

痛みや辛い症状ではなくても、エストロゲンの減少により皮膚のコラーゲンが減って張りが無くなり、しわが増え始めるようにもなります。これも、女性にとっては悩みの種ですよね。

・・・そんな女性の悩みに女性鍼灸師がお応えします

45歳～55歳の閉経期の女性を一般に更年期といいますが、体調に違和感を感じる方もいれば、これといった症状のない方もいます。
原因は様々ですが、
①閉経に伴うエストロゲンの欠乏といった内分泌因子
②子供の自立、社会的立場の変化といった環境因子
③先天的な体質、性格といった心理性格因子などが考えられます。

症状も様々です。
気になる症状がある方、不安感のある方、なんでもご相談ください。
お肌のくすみ、シミ、しわのお悩みにも対応しております。以下はその代表的なものです。
全身治療に加えて、美容鍼も行っております。お気軽にお申し付けください。

肩こり

更年期になって首や肩のこりがひどくなる人は多いようです。更年期にはエストロゲンが減少し、そのために自律神経が乱れ、その症状を強めることがあります。

日常生活では、スマホ・パソコンの利用で下を向く姿勢が多くなります。

意識的に、肩や首への負担がかからないような姿勢を心がけ、休憩時にはストレッチなど適度な運動をしましょう。お風呂にゆったり浸かって温めるなど、血液循環の促進をすることも症状緩和になります。
慢性的なコリが取れない方には、鍼治療をお勧めします。鍼治療では深部のコリを緩めていきます。

頭痛

頭痛はもともと女性に多い症状ですが、更年期になってから出てきたり悪化したりする場合があります。

更年期になってから起こる頭痛は、脳血管の血管壁の痙攣や収縮によって起こるともいわれます。これにはエストロゲン分泌の減少が関係していると言われています。

人によって症状はさまざまで、頭全体が重たい、一部が痛い、目の奥が痛む、時に吐き気を感じるなどがあげられます。

ヘッドマッサージなどで一時的に緩和されるものもありますが、目の疲れなどを伴う場合は頭皮鍼がお勧めです。

のぼせ・ほてり・発汗

「ホットフラッシュ」（のぼせや顔のほてり）は、更年期障害の代表的な症状のひとつです。急に顔が熱くなったり、汗が止まらなかったりします。多汗といって顔から汗が出てくる症状もよくみられます。自律神経の調節がうまくいかず、血管の収縮・拡張のコントロールができなくなることが原因です。
顔・頭部が熱くなり、足元が冷える方も多く、のぼせと冷えを同時に治療することができる鍼治療がお勧めです。

不眠

エストロゲン減少に伴う自律神経の乱れによって、寝付きが悪い、眠りが浅い、すぐに目が覚めてしまうといった症状があらわれます。まずは、からだを動かして軽い運動をしたり、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かったりしてみましょう。

また、カフェインのはいった飲み物は寝る５時間前から控えるようにし、寝つけない時は、アルコールではなく、温めたミルクを少し飲むと質のいい睡眠を得られます。

鍼治療をした日は、ぐっすりと眠ることができるという方は多いようです。

イライラ

ちょっとしたことで、不安になったり、イライラしたり、感情の起伏が激しくなって怒りっぽくなる。これも、更年期障害の症状のひとつです。ホルモンの変化が感情の起伏に影響するからだと言われています。

鍼治療では、副交感神経を軽く刺激し、感情のコントロールができる体質に改善していきます。

うつ状態・不安感

気持ちがふさぎこむ、何を見ても感動できないなどの更年期障害によるうつ症状は、治療で改善する見込みが高いものです。まずは相談してください。

動悸・息切れ

何の原因もなく急に心臓がドキドキしたり、突然、息が苦しくなったりします。エストロゲンの減少による自律神経の乱れから起こるものです。呼吸が浅く感じたり、呼吸しずらく感じることもあります。
ゆっくりと深呼吸をする習慣をつけ、酸素を取り込むことを意識してみましょう。
ときた治療院では。鍼とカッピングを合わせた治療をすることで、胸を開いて呼吸しやすくしていきます。